食べ過ぎによる消化不良で、腹痛や便秘、腹部膨満感などといった体調不良を訴える方が多いです。特に、クリスマスや、年末年始の集まりごとでこってりとした食事をたくさん食べる冬場は、消化不良になる方が増えます。ここでは、アーユルヴェーダ Dr.直伝、簡単にできる「食べ過ぎた方向けのドリンクレシピ」を載せておきます。食べ過ぎた人へ ~腹痛、消化不良によい~ ハニージンジャーレモンジュース(材料)レモンの絞り汁 スプーン2杯はちみつ スプーン2杯生姜の絞り汁 スプーン2杯※スプーンはティースプーンを使います。(スプーン1杯が約3g)(作り方)レモンを絞って、種を取り除きます。別の容器に生姜をすりおろして汁を絞ります。生姜の絞り汁はしばらく放置すると、容器の下に白い沈殿物ができます。沈殿物は使わずに、絞り汁の上澄みの部分だけを使用します。3つの材料を混ぜ合わせて出来上がりです。※1日2回、食事の15分前に飲むとよいでしょう。飲んだら、カーッと喉元と胃のあたりがあつくなります。消化不良に生姜とレモン日本料理でも食あたりを防ぐために、お寿司と一緒についてくるのがガリ。生姜は、生ものを食べても食あたりをさせないように食べ物の害を減らし、消化力をアップさせてくれる心強い味方です。アーユルヴェーダでも、食べ過ぎによる腹痛や消化不良には、お腹を温めて消化を促す生姜やレモンが使われます。このレシピはレモンと生姜の絞り汁と、はちみつを等量ずつ混ぜるだけのレシピです。出来上がりも少量ですが、飲むと喉のあたりがカッと熱くなり、しばらくすると胃腸がスーッとするのがわかります。食べすぎには、このドリンクも効果的ですが、一食抜いたり、夕飯をお粥など消化に軽いものにするのも効果的です。 美味しくご飯を食べられることは、とても幸せなことです。絶え間なく動き続けてくれる私たちの内臓に感謝し、内臓の調子に意識を向けてみると、食べたほうがいいもの、今は避けたほうがいいものがなんとなく感じられると思います。